カラコンは水に入れると縮むって本当?
カラーコンタクトを水に付けると縮むと聞いたのですがホントですか?
コンタクトには水分が含まれていると聞きましたが、なぜ縮むのでしょうか。
カラーコンタクトレンズを実際に水に見れてみればわかると思いますが、
(捨てる直前に試してください)見ずに入れても縮むことはありませんよ。
カラーコンタクトは全てソフトコンタクトレンズと言う種類で、
柔らかく付け心地が良い仕様になっています。
そして水分は確かに含んでいて、目を潤して渇きを防ぐ役割を果たしてくれています。
ですが、このレンズに含まれる水分と言うのは水道の水とは違う成分の水です。
水道水と言うのは飲み水として使用する事もあるので、あまり感じないかもしれませんが
とても多くの雑菌が存在しています。
この水でコンタクトレンズを洗ったり浸したりした場合、レンズに雑菌が付着します。
それを瞳につける事でレンズの上で繁殖した雑菌が瞳について、眼病になります。
ですので、水道の水でコンタクトレンズを洗う事は止めましょう。
では、縮むと言うのはどんな時に縮むでしょうか。
それは、コンタクトレンズ内の水分が蒸発して、レンズが乾燥した時です。
カラッカラの干物のような状態になります。これは、ソフトコンタクトレンズの保存液や消毒液に浸すとレンズ内に水分が戻って元のサイズに戻ります。
ですが、一度カラカラに乾燥してしまったレンズを使用するのは避けた方が良いでしょう。
因みに上記は長期装用のレンズの場合です。
ワンデータイプですと、ソフトコンタクトの消毒液に浸す事で、
逆にコンタクトレンズが縮んでしまう事もありますので注意しましょう。
※ワンデータイプのコンタクトレンズは消毒液の仕様は厳禁です。
乾燥してしまったら諦めて捨てましょう。